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水不足で例年の半分以下 水稲収穫面積

県内最大の水田地帯といわれる満田原地区。水不足により今期は植え付けがなかった=19日、久部良の県道与那国島線沿い

県内最大の水田地帯といわれる満田原地区。水不足により今期は植え付けがなかった=19日、久部良の県道与那国島線沿い

与那国町 満田原地区で貯水池整備へ

 【与那国】収穫が始まっている今期水稲の収穫面積が18㌶と例年の半分以下になる見通しだ。昨年から続く少雨傾向の影響で、多くの水田で苗の植え付けができなかったからだ。県内最大といわれる水田地帯の満田原地区(26㌶)では1筆も植え付けられていない。町によると、島内の水稲は天水頼みを余儀なくされていることから、町は満田原地区で土地改良事業に向けた準備を進めており、2018年度から貯水池を整備するなどして水不足解消を図りたい考えだ。

 町産業振興課などによると、島内には70㌶の水田があり、例年40~50㌶で植え付けを行っているが、今期は水不足のため18㌶に減少、収穫量は60㌧を見込む。

 八重山は昨年から少雨傾向が続いており、同年の与那国の雨量は平年の55%に当たる1301.5㍉。今期の植え付け開始時期に当たる1月は72.5㍉で平年の36%にとどまった。

 この影響で前期には7割の面積で植え付けのあった満田原地区は今期はゼロ。慶田嵩精三課長は「天水頼みで、雨がないと難しい」と話す。

 このため、町まちづくり課では同地区の33・93㌶で土地改良事業の導入を計画し、2014年1月に受益者らに事業説明会を開催。15年度に地権者を整理した後、16年度から同意取り付けを行い、17年度の事業認可、18年度の着工を目指している。

 前大舛和夫課長は「事業を導入することによって自給率向上と地産地消が図られる。同地区では島外にいる地主が多いので、農地も集約していきたい」と話している。

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