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門柱のシーサー修復 母校愛きらり、新里さん

平久保小のシーサーを修復した新里龍生さん(中央)と喜ぶ同校の児童たち=8日午後、同校

平久保小のシーサーを修復した新里龍生さん(中央)と喜ぶ同校の児童たち=8日午後、同校

平久保小

 平久保小学校(山内たづみ校長、児童9人)の54期生、新里龍生(たつき)さん(24)=石垣市平久保=がこのほど、13年前から同校の正門で子どもたちの登下校を見守り続け、古くなっていたシーサー3体を修復。「黄金シーサー」としてよみがえり、児童や観光客らを喜ばせている。新里さんは「平久保の活性化につながれば」と期待している。

 新里さんは同校を卒業後、伊原間中(2年生から石垣中)、未来工科高、岡山理科大に進学し、昨年4月に帰郷。現在は平久保で自営業を営んでいる。

 シーサーは卒業記念で新里さんら2人が同校に贈ったもの。新里さんはしっくいがはがれ落ち、風化しているのを見て修復を決意。制作時に指導を受けた井上シーサー工房の井上ナオキさん(50)=石垣市桴海=に相談し、アドバイスを受けながら5月20日に作業を開始した。

 当初クリーム色だったシーサーも真っ黒に変色。「目立って見栄えも良くなる金色にしてみては?」と井上さんの提案を受け、同30日に金色のシーサー2体と小さいシーサー1体の修復を終えた。

 新里さんは「昔は見に来たり、写真を撮ったりする人もいたようだが、それもなくなっていた。修復したことで一つの観光名所ではないが、また見に来てもらい、平久保の活性化につながればうれしい」と笑顔。さらに「卒業生は自分の地元を大事にし、頭のどこかで気にかけてくれたらうれしい」とも話し、地域に対する強い思いをのぞかせた。

 井上さんは「一度島を出た新里さんが立派になって戻って来てくれたことがうれしい」、山内校長は「観光客が見ているのも目にする。(新里さんの)母校を愛する心、思いがすごく伝わり、感動している」と語った。

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