「あやぱに」と命名 高校生発見の小惑星
昨年の星まつりで名称公募
昨年の南の島の星まつり2014(同実行委員会主催)のイベント「美(ちゅ)ら星に名前をつけよう」で選ばれた小惑星の名前「あやぱに」が正式に命名された。2日発行された国際天文学連合の「小惑星回報」で公表された。
この小惑星は2008年8月に美ら星研究体験隊に参加した開邦高校1年(当時)の大濵彩音さん(現在・駒澤大学文学部4年)が石垣島天文台のむりかぶし望遠鏡で発見したもの。
発見から5年後の昨年9月に小惑星番号が登録され、命名権を取得。大濵さんの「みんなで沖縄らしい名前をつけてほしい」という希望で昨年の星まつり企画として名前を公募していた。
5日午前、市民会館中ホールで開かれた南の島の星まつり2015実行委員会で石垣島天文台の宮地竹史所長は「これまでに『せいしか』や『むりかぶし』など石垣島にちなんだ名前が五つ付いており、大変めでたいことだ」と喜んだ。
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