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戦争マラリアの実相を後世へ〜パネルや写真を展示

犠牲者の人数などを示したパネルを展示している企画展「八重山の戦争マラリア展」=30日午前、八重山平和祈念館

犠牲者の人数などを示したパネルを展示している企画展「八重山の戦争マラリア展」=30日午前、八重山平和祈念館

強制疎開の悲劇伝える
6月28日まで平和祈念館

 6月の平和月間にちなむ企画展「八重山の戦争マラリア展」が30日から、八重山平和祈念館で始まった。戦後70年の節目に合わせて、八重山の戦争マラリアをあらためて取り上げ、戦争マラリアで犠牲になった人数や地域を記したパネル、戦時中の石垣島内の様子を撮影した写真、マラリア患者を看病する様子や亡くなった人をムシロでくるんで埋葬していた当時の状況などを説明している。企画展のみの入場は無料。

 戦争マラリアの補償に関する資料も展示。船浮要塞(ようさい)建設に関わっていた当時の陸軍少尉、鉄田義司氏の日誌や独立混成第45団の東畑広吉参謀長の八重山兵団防衛戦闘覚書、沖縄戦強制疎開マラリア犠牲者援護会の資料なども並ぶ。

 会場を訪れた30代男性は「八重山の戦争は地上戦が起きた沖縄本島ほど大きな傷跡はないが、強制疎開などでマラリアの犠牲になった人が確かにいる。そのことを子どもたちにも伝えたい」と話した。

 6月28日(午前9時~午後5時、月曜休館日)まで。同23日の「慰霊の日」は同館全体の観覧料も無料となり、午後1時からは戦争に関するアニメを上映する。

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