八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

海辺の暮らし、イラストに 昔の風景復元プロがパンフ作成

パンフレット「あんなんだったよ~石垣島」を手にする笠原利香さん(左)と大堀健司さん=20日午後、本社

パンフレット「あんなんだったよ~石垣島」を手にする笠原利香さん(左)と大堀健司さん=20日午後、本社

 一昔前の島の暮らしを、海とのかかわりをテーマにイラストとインタビューで描き出したパンフレット「あんなんだったよ~石垣島」がこのほど発行された。子どもたちの遊びやウミンチュの仕事、浜下りなどの様子を聞き取りに基づいてカラフルに再現。制作メンバーの1人、エコツアー「ふくみみ」の大堀健司さん(48)=石垣市野底=は「ほとんどの島の人が体験しているのにあまり記録が残っていないことを視覚化できた。これを共通の原体験として、自然を元の姿に戻していく場合の目標にすることができれば」と話している。

 わくわくサンゴ石垣島のプロジェクトの一環として、石垣島沿岸レジャー安全協議会(成底正好会長)のメンバーなど5人が2012~14年度に行った「あんなんだったよ~昔の風景復元プロジェクト」の取り組みをまとめたもので、14年の「石垣島サンゴウイーク」(2月27日から3月5日)に合わせて石垣港離島ターミナルに展示したものを加筆修正してA4判、20ページにまとめた。石垣市内の学校などに配布を始めているほか、要望に応じて無料で提供している。

 インタビューで聞き取った話を、イラストレーターの笠原利香さん(44)=石垣市白保=がその場で描いていき、服装や履物などまで忠実に再現するよう努めた。

 イラストは展示を行った当時から好評で、一部は昨年9~12月に本紙「オーライ」でも掲載。パンフレットは市内の店舗や竹富町の住民などからも入手したいとの問い合わせがあるという。笠原さんは「海と密着した生活があったことを知ることで、海辺の遊びの大切さなどを見直すことにつながってほしい」と話す。

 1万部発行。とぅもーるネットセンター石垣と環境省の国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター、WWFサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」でも配布している。問い合わせは、エコツアーふくみみ(89−2555)。

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム