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島バナナ盗難記に同情し年賀状でお見舞いの…

 島バナナ盗難記に同情し年賀状でお見舞いの「週ごとか少しは膨らむ島バナナ」の句を寄せた星野在住のS氏が母の日を前に、とみに増した自身の体のような丸まった島バナナを抱えて現れた▼間もなく熟しそうな佳品。「ほんのお口汚し」といつもの笑顔で手渡すと「またね」と言い残して去って行った。居合わせた知人が「今どきの実にしては立派」と感心しきり▼さて私たちが自賛する島バナナ。S氏の栽培経験では小笠原種ではないかという。開花から収穫までおよそ100日、小ぶりで美味な点がアジアのモンキーバナナをしのぎ、台風対策ができれば、島では通年収穫できるという▼叔父が唱える150日収穫説、S氏の100日収穫プラス追熟説とどちらも説得力があるが冬実と夏実の違いではないかと思ったりもする▼盗難を機によそのバナナの実にもつい目がいき、あれで何日目だろうかと観察してしまう。できるだけ柔和な目つきを心がけ周りに疑われないような物腰で眺めることが肝要▼観察した結果、島バナナは日時を数えるよりも、実全体の角がとれ、ある程度丸まったら収穫して軒でぶら下げ追熟させることがベストな味わい方だと分かった。ちなみに台風で葉を切ったら実の成長が滞り、実を黄色くなるまで木に預けたら裂果で台無しに。(仲間清隆)

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