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外国語アナウンスを導入 津波対応で市の防災無線

防災無線の翻訳・録音作業を行う市職員ら=21日夕、市役所電話交換室

防災無線の翻訳・録音作業を行う市職員ら=21日夕、市役所電話交換室

中国語版を制作、近日には英語も

 20日午前の与那国島近海を震源とする津波注意報発表時、防災無線で外国語アナウンスがなかったことを受けて、石垣市は津波注意報・警報や大津波警報の発表時に英語と中国語のアナウンスを導入することになり、21日夕、中国語版の録音を実施した。全国瞬時警報システム(Jアラート)稼働時や訓練時には、市内53カ所に設置されている防災無線機の拡声器を通じて放送することにしており、24日と26日に実施する津波一時避難訓練や市民防災訓練から活用していく。

 20日の津波注意報発表時、石垣港にはクルーズ船が寄港し、市内には多くの外国人観光客がいたが「防災無線の内容を理解していたのかどうか(わからない)」(大浜武防災危機管理室長)としており、中国語版に続いて近日中には英語版も作る。

 英語と中国語のアナウンスは、注意報や警報が発表されたとする内容と訓練を知らせる計4パターンを計画。Jアラート稼働時には録音したアナウンスを放送するとともに、通訳可能な職員が対応できる場合は防災無線の詳細な内容も翻訳して放送する考え。

 市観光交流協会の高嶺良晴会長は「20日はクルーズ船も来ていたが防災無線の内容が通じていないようだった。緊急時における外国語のアナウンスは受け入れ体制整備の面でも必要だと感じており、可能なら対応してほしい」と市の対応を歓迎する。

 大浜室長は「市内には多くの外国人観光客がクルーズ船で一度に来ている状況もあり、避難が必要な際の情報収集に少しでも役立ててほしい」と話す。

  • タグ: 防災無線中国語英語
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