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「タコチュー」さよなら 老朽化、33年の役目終える

重機で撤去されるタコチュー=3月30日、市中央運動公園(濵元建設興業提供)

重機で撤去されるタコチュー=3月30日、市中央運動公園(濵元建設興業提供)

中央運動公園 来月初め、新遊具お目見え

 石垣市中央運動公園にあるタコの形をした滑り台、通称「タコチュー」が3月30日、老朽化のため撤去され、33年間の役目を終えた。同じ場所には新たな遊具が設置されることになっており、早ければ黄金週間にお披露目される。

 タコチューは1982(昭和57)年1月に設置。当初はブランコ、ロープウエー、シーソーなども併設していたが老朽化で順次撤去。タコチューだけが残った。

 市都市計画課によると今回の撤去・新設は公園施設長寿命化対策支援事業によるもので、市内の公園を対象に安全基準に達しなかった遊具で実施。施工主の南西工業によると、10日には新たな遊具が届き、5月中には設置工事を終えるという。

 タコチューの撤去作業に当たった重機オペレーターの新城泉さんは「子どもがじっと見ていたので、やりにくかった」と苦笑い。

 小学生のころ、いとこ同士でよく遊んだという砂川雪子さん(37)は「昼間は滑る面が熱くて滑れなかった。壊すのが分かっていたら、子どもを連れてもう一度遊びたかった」と懐かしそうに語った。

 当時、同課でタコチューを担当した大浜孫優さん(66)は「子どもが喜ぶように、人気のあったたこ八郎をイメージしてはちまきを描かせた」と振り返った。

 同型の滑り台を設計・設置している東京の前田環境美術によると、1970年ごろから全国に約400基作られ、2011年にはデンマークにも設置されている。同社の担当者は「(運動公園内のタコチューは)恐らくうち(同社)で設計したもの。自治体によっては青や黄色のタコもある。古いものは勾配が急であることなどから、現在の安全基準では厳しい点もある」と話した。

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