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正副議長欠席で本会議流会 与那国町議会

あす以降も見通し立たず

 【与那国】与那国町議会(糸数健一議長)は18日の本会議で、糸数氏と副議長の大宜見浩利氏が自衛隊配備に反対する野党側の対応に反発して提出した正副議長の辞職届の取り扱いについて協議する予定だったが、正副議長が欠席したため、本会議を開けず流会となった。糸数氏に同調して欠席した前西原武三氏は「議長を説得するのは難しいかもしれない」と話しており、19日以降に本会議が開かれるかどうか見通しは立っていない。

 議会事務局などによると、町当局は16日の本会議で、駐屯地への給水施設整備に向けた測量設計委託費670万円を盛り込んだ簡易水道事業特別会計予算を上程した。

 これに、議会で過半数を占める野党側が同委託費を削除する修正動議を提出。修正案に不備があったため、野党側はいったん動議を取り下げ、17日の本会議に再提出する予定だった。

 こうした野党側の対応に糸数議長は同日の本会議直前、「野党多数のままでは何もかも否決されかねない」として辞表を提出、大宜見氏も続いたため、本会議を開けなかった。18日の本会議も欠席した。

 前西原氏は「住民投票で賛成多数となり、自衛隊配備問題は決着がついたにもかかわらず、野党側が修正動議を提出した。住民投票の結果を無視する野党側に議長が怒るのも当然。議長が議会への出席を拒んでおり、同じ与党として議長の意向に同意して欠席した」と話した。

 一方、野党の崎元俊男氏は「新年度予算など重要な議案があるなか、いたずらに議会を長引かせるのはいかがなものか。糸数町議には今議会まで議長を務めてもらい、閉会後に議長選出について協議したほうがいいのではないか」と述べた。

 議会事務局の米城資晴事務局長は「あくまでも辞職届の取り扱いについて協議するもので、議長選出について協議するものではない。事前の話し合いで、ある程度の方向性を決めておかなければ前に進まない」としている。

 本会議を開くには、野党側はまず糸数議長に開議請求をしなければならない。正副議長ともこれに応じなければ、定数(6人)の半数(3人)以上の出席で本会議を開くことができる。

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