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農地の貸し借りを仲介 波照間で県内初事例

波照間島の農地(資料写真)。農地をあっせんする農地中間管理事業の県内初めてとなるケースが波照間島であった(写真の農地と記事は関係ありません)

波照間島の農地(資料写真)。農地をあっせんする農地中間管理事業の県内初めてとなるケースが波照間島であった(写真の農地と記事は関係ありません)

県農業振興公社 年明けさらに5㌶計画 農地中間管理事業で実施

 農地の貸し手と借り手を結びつけて農地の集積化を図る県農業振興公社の農地中間管理事業で、島外在住者が所有する波照間島の農地1・4㌶が地元の農家2人に貸し付けられたことが26日までに分かった。12日に県が公告した。同事業であっせんが成立するのは初めて。同島では年明けにさらに2件合わせて5㌶の農地のあっせんが予定されている。

 町農林水産課によると、同事業は農水省の人・農地プランに基づくもので、同公社が本年度から実施。同公社が貸し手(地主)から農地を借り受け、希望する農家に貸し付けることによって、農地の集積を図り、農業振興を図る狙いがある。

 町は農地の借り受けを希望する農家10人の名簿を同公社に報告。同公社は農地の貸し手を募集し、島外に住む地権者が貸し出しを承諾した。

 町は地権者の意向を踏まえ、地元の農家2人に農地を貸し付ける農用地利用配分計画について町農業委員会の同意を取得。同公社を通じて県が公告し、農地のあっせんが完了した。

 農地のあっせんを受けた地元農家2人のうち、本比田正二さん(29)は「島野菜の生産に取り組みたい。波照間島は欠航率が高く、野菜が不足しがちなこともあり、学校給食にも普及できないかと考えている」と意気込みを話した。

 波照間島では地元農家の離農に伴い、2件合わせて5㌶の畑をあっせんする農用地利用配分計画案も町農業委員会12月定例会で承認されており、年明けにも農地あっせんが完了する見込み。

 同課の担当者は「若い農家に農地をあっせんすることで地域の農業振興を図ることができると思う」として、さらに同事業の周知を図りたい考え。

  • タグ: 農地中間管理事業波照間島
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