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年内許可が一転、先送り カリー観光のバス停設置

県ハイヤー・タクシー協会八重山支部役員らに、石垣港離島ターミナル内へのバス停設置の許可について説明する漢那政弘副市長(中)ら=24日午前、庁議室

県ハイヤー・タクシー協会八重山支部役員らに、石垣港離島ターミナル内へのバス停設置の許可について説明する漢那政弘副市長(中)ら=24日午前、庁議室

石垣市 タクシー業界に配慮

 ㈲カリー観光バス(鹿川幸正代表取締役、本社・豊見城市)が南ぬ島石垣空港|石垣港離島ターミナル間で路線バスを運行するため申請していた離島ターミナル内へのバス停留所設置について、管理者の石垣市は年内に許可する方針を固め、22日に同社と県ハイヤー・タクシー協会八重山支部(請盛真実支部長)に伝えていたことが分かった。これにタクシー協会が抗議したため、市は24日「年内には許可はしない」(漢那政弘副市長)と方針転換したが、同時に「民間への行政介入だ」とカリー観光の反発を強める事態を招いた。

 この問題でタクシー協会側は不許可を求めているが、市によると、離島ターミナルが主要な交通の結節点となっているため、不許可とする合理的な理由がなく、認めざるを得ないという。

 カリー観光は、年内許可の先送りに「市の対応は民間への行政介入で、納得がいかない。今後、訴訟も含め社内で検討したい」と怒りをあらわにしている。

 同社は、石垣空港管理者の県と離島ターミナル管理者の市からバス停の設置許可を得て、総合事務局運輸部に路線開設を申請する予定。すでに県は許可しており、市の許可待ちの状態となっている。

 市は6月6日付で、同社から申請を受け、これまで関係部署や関係機関と協議した結果、「路線バスの許認可権限は国にあり、市にはない。市にバス停を認めない理由はなく、これ以上待たせるわけにはいかない」などとして年内に許可する方針を固め、同社に伝えていた。

 一方、タクシー協会の請盛支部長ら役員は24日、市役所を訪れ、漢那副市長や関係部課長と面談し、「シャトルバスが走ると、乗務員が食べていけなくなる」などと主張。この間、乗務員らが市役所ピロティで抗議行動を展開した。

 不許可を求める協会側に漢那副市長と関係部課長は「庁内で調整したい」と述べるにとどめたが、協会側が納得せず、漢那副市長が外出中の中山義隆市長に確認した上で「年内は許可しない」と回答した。

  • タグ: カリー観光バス停設置
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