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エボラ患者搬送で協定 八重山保健所

エボラ出血熱患者等の「移送協力に関する協定」を締結した八重山保健所の崎山八郎所長(左)と石垣市消防本部の大工嘉広消防長=24日午前、県八重山事務所

エボラ出血熱患者等の「移送協力に関する協定」を締結した八重山保健所の崎山八郎所長(左)と石垣市消防本部の大工嘉広消防長=24日午前、県八重山事務所

市消防と県内初締結 島外搬送で自衛隊・海保と協議へ

 八重山保健所(崎山八郎所長)と石垣市消防本部(大工嘉広消防長)は24日、エボラ出血熱の患者などが発生した場合の移送協力に関する協定を結び、患者や疑い例(疑似症患者)などの重大な感染症患者が発生した場合、市消防職員が搬送に協力することとなった。保健所と消防機関との同協定締結は県内初。重大な感染症患者は沖縄本島の医療機関に搬送しなければならないことになっているため、同保健所では沖縄本島への搬送や離島からの搬送体制の構築に向けて自衛隊や海上保安庁、各消防機関と調整を進めていく。

 感染症患者の移送は感染症法で都道府県の業務と位置づけられていることから、適切に移送業務を行うため、市消防との間で協定を結んだもの。

 同協定締結により、搬送時には市消防職員が保健所の感染防護服を着用してストレッチャーやアイソレータ(隔離搬送機)を使い、保健所の感染症専用車両で搬送業務を行う。

 市内で患者が発生した場合、ウイルスの確定検査は県内で行えないため、症状や流行国への滞在歴など厚労省の症例定義に該当した場合は疑い例として第1種感染症指定医療機関(琉大付属病院、県立南部医療センター)に搬送することになっている。

 崎山所長は「八重山では軽症、重傷を問わず第1種感染症指定医療機関に搬送しなければならない」としたうえで、沖縄本島への搬送については「自衛隊とも調整している。離島から石垣市までの搬送については海上保安庁とも調整が必要になってくると思う」と話した。

 大工消防長は「エボラ出血熱の疑い患者が万が一発生した場合、初期の迅速な対応でまん延防止を図らなければならない。感染防護服の装着訓練や患者の輸送、アイソレータの使用訓練など、保健所の指導を受けて取り組みたい」と述べた。

  • タグ: 八重山保健所エボラ
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