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「長田家の古墓」文化財に 市教委

石垣市文化財に指定された長田家の古墓=9月11日午後

石垣市文化財に指定された長田家の古墓=9月11日午後

亀甲墓の成り立ち解くカギ

 なだらかな亀甲を頂点とし、左右へ緩やかに流れる形態が類例をみないとされる長田家の古墓=石垣市石垣=が24日、石垣市指定文化財(建造物)に指定された。

 古墓は幅約17㍍、縦7㍍。現在、亀甲はモルタルで補修されているが、元はしっくいによるものと推察される。墓室は上方から長方形状に掘り込んで造られており、入り口部分で細くなっている。

 墓内には20基の蔵骨器(ズシガメ)が安置されており、銘書が確認できた8基の中で最も古い年代を示すものは1668(康煕7)年、最も新しい年代は1835(道光15)年と推測される。

 古墓は、亀甲墓によく見られる墓前面部に配される臼や袖石などがなく、形態がシンプルなことなどから、亀甲墓の成り立ちを理解するのに重要とされている。

 石垣市文化財審議会の石垣博孝委員長は24日午前、市指定の文化財に指定するよう市教育委員会に答申し、同日午後の定例会で承認された。

 石垣委員長は「石垣市の一つの財産として指定し、保存と継承をしていきたいという思いがあった。答申できることをうれしく思う」と述べた。

  • タグ: 長田家古墓石垣市指定文化財
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