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生まれ島を長く離れていてもふるさとを愛する思いが…

 生まれ島を長く離れていてもふるさとを愛する思いがひしひしと伝わった▼先週末、名護市で北部地区トゥバラーマ大会が開かれ、多くの郷友が古き良き時代のふるさとの情景を思うかのように出場者の熱唱に耳を傾けた▼主催したのは、本島北部地区在住の八重山出身者で組織する北部八重山郷友会(内原英吉会長)の皆さん。毎年、8月の十三夜に観月会を開き、名月の下でトゥバラーマを歌い交流を深めてきた。会員らは、ふるさとの無形の文化遺産である叙情歌を、北部地区でも広めようと5年前から大会を開催している▼今年、最も注目を浴びたのが今帰仁村の金城安夫さん(68)と次男の月君(10)。丸刈り頭が愛らしい月君のはやし「ツンダサーヨー、ツンダーサー」の伸びのある声が館内に響くと、割れんばかりの拍手がわき起こった。親子の情感こもった熱唱に、新たなトゥバラーマの魅力の側面をみる思いがした▼大会には、鳩間島出身の花城美代子さん(83)も参加し、審査員特別賞に輝いた。自作の「世の流れは昔に戻らぬ、ぴとぅの年や後にや戻らぬ」を切々と歌い、ふるさとへの思いをはせた▼人々に感動を与えてやまない八重山の宝トゥバラーマ。10月11日には、エーマいとまん会主催の大会もあり、平和の発信地糸満市の夜空に美しい旋律が響き渡る。(鬚川修)

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