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口蹄疫発生時の対応確認 黒島で初めて実施

口蹄疫が発生したとの想定で防護服を着用して農場内の消毒訓練を実演する職員ら=29日午後、黒島家畜市場

口蹄疫が発生したとの想定で防護服を着用して農場内の消毒訓練を実演する職員ら=29日午後、黒島家畜市場

家畜伝染病防疫演習

 【黒島】離島での口蹄(こうてい)疫の発生を想定した2014年度八重山地域特定家畜伝染病防疫実働演習(県主催)が29日午後、黒島家畜市場で行政やJA、地元畜産農家など約100人が参加して行われた。八重山での離島演習は今回が初めて。

 演習では口蹄疫発生時の初動防疫として▽防護服着脱▽牛の保定▽発生農場の消毒▽消毒ポイントの車両消毒▽周辺農場の消毒-などを訓練し、参加者が作業手順などを確認した。

 離島での演習に当たり、県が発表した「黒島における口蹄疫の初動防疫対応」は、発生農場での通行遮断と消毒、疫病家畜の殺処分などのほか、島外との接点箇所となる港での水際対策、入島や島内での農家同士の交差制限などを盛り込んでいる。

 防疫ステーションは、旧家畜市場跡への設置を予定し、疫病家畜の埋却は、岩盤地形で難しいことから焼却処分を検討する。

 また、黒島は家畜の移動や搬出制限区域が海域も含まれることから、境界については国と県で協議することになっている。

 演習に参加した黒島肉用牛生産組合の仲盛浩吉組合長(61)は「黒島では畜産を専業にしている住民がほとんどなので防疫は生命線。今日の演習を生産農家に周知徹底させたい」と振り返った。

 同センターの玉城肇所長は「発生時に資機材や作業人員が少ない離島で被害を最小限に抑えられるかがテーマ。疫病の発生は住民生活や観光に影響を与えるので水際の防疫体制が重要」と語り、今後は農家における消毒資材の助成も視野に入れ、対応するという。

  • タグ: 口蹄疫黒島
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