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空手道の教士八段に合格 先島で最高段位

今年1月の県空手道連盟の昇段審査で教士八段に昇段した當銘正昭さん=19日午後、石垣市新川の當銘さんの自宅

今年1月の県空手道連盟の昇段審査で教士八段に昇段した當銘正昭さん=19日午後、石垣市新川の當銘さんの自宅

新川の當銘正昭さん

 県空手道連盟の昇段審査がこのほど開かれ、石垣市新川の當銘正昭さん(71)=糸洲流武當館(ぶとうかん)=が教士八段に合格した。先島地区の最高段位で當銘さんは「うれしい。生きている限り上を狙いたい。(八段は)通過点」と、次の目標を見据えた。

 八段への昇段は、七段取得後、7年の実績が必要。同連盟への貢献度、空手を継続していることが審査される。

 當銘さんは、同連盟に道場登録はしているが門下生はとらず、週3回、市総合体育館武道場で一人鍛錬に励んでいる。また、同連盟の組手A級審判として県大会などに尽力してきた。

 八段取得までを振り返り、六段から七段までに15年の間を空けた當銘さんは「六段で十分と調子に乗っていた」と悔いた。その理由を「昇段すればするほど世界が広がる」と語った。そして後進たちに「取れるときに取ってほしい」と自身の後悔を繰り返さないよう伝えている。

 空手道歴51年。東京で生活していた1963年当時、「沖縄人として空手を知らないと恥ずかしい」との思いから空手の世界に飛び込んだ。「何も持たず、己の拳だけで相手を一発で倒せる」(當銘さん)ところに魅力を感じ、強くなりたい一心で鍛錬に打ち込み、86年の第39回県民体育大会で重量級3位入賞を果たした。

 長いキャリアのなかで思いも変化してきているようで「生涯、空手とともに生き、子どもたちを見ていられたらいい」と話し、40年以上使い続け、すっかり色が抜けた黒帯を触りながら豪快に笑った。

 八重山空手道連盟の吉本吉昌会長は「まさに空手マン。厳しさのなかに優しさを持ち、礼儀正しい。自分の門下生には“當銘先生のように”と指導している」と語った。

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