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「国は是正要求の撤回を」 緊急集会で怒りの抗議

決議文に拍手で賛同する参加者たち=26日午後8時ごろ、石垣市健康福祉センター

決議文に拍手で賛同する参加者たち=26日午後8時ごろ、石垣市健康福祉センター

 八重山採択地区協議会が答申した教科書を使用しないのは、無償措置法に違反するとして下村博文文科相が竹富町教育委員会に出した是正要求に抗議する緊急集会が26日夜、石垣市健康福祉センターで開かれた。100人余の住民が集まり、「文科大臣の強権的な地方教育行政への度重なる介入は断じて許されるものではない」と撤回を求める決議をした。近く文科省に送付する。町教委には「一貫した信念を断固支持する」と激励した。

 子どもと教科書を考える八重山地区住民の会が「許すな!文科省の不当な『是正要求』撤回を求める緊急住民集会」として開催。町民から保護者の池田克史さん、是正要求の署名運動に取り組む石垣金星さん、中学校教諭の上原邦夫さん、市民団体から宮良純一郎さんと川上博久さんが意見を発表した。琉球大学の山口剛史准教授が「是正要求の不当性」、井口博弁護士が「是正要求の法的位置」について解説した。

 池田さんは「教育委員一人一人が教科書を読んで選んだからぶれない。町民の誇り。国の力に屈せずに頑張っている」と教育委員を後押し、石垣さんは「6681人の署名が集まっており、1万人を目指している。文科大臣へ直訴することも視野に入れて頑張っている」と報告した。

 上原さんは「政治の力で教育を変えようとしている。教師は毅然(きぜん)と立ち向かわないと、教育が権力でゆがめられてしまう」と訴えた。

 決議は「文科省により不当にも無償給付の対象外とされたために、住民らの寄付による東京書籍版が生徒に無償で配布されており、何ら混乱も不都合も起きていない。是正要求そのものが教育現場に混乱を引き起こしている」としている。

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