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朝の時間に「方言教室」 宮良小学校

宮良小学校の方言教室で「月ぬ美しゃ」を踊る1、2年生たち=26日午前、同校

宮良小学校の方言教室で「月ぬ美しゃ」を踊る1、2年生たち=26日午前、同校

宮良小学校の児童に方言を教えている講師の皆さん。前列右から2人目は小浜美佐子校長=26日午前、同校図書室

地域と連携、10人が指導
「宝ぬ島言葉」を活用

 方言に触れ、古里を愛する子どもたちを育てようと、宮良小学校(小浜美佐子校長、児童119人)は1月から、地域住民10人を講師に招いて方言教室を開いている。

 一昨年、宮良婦人会が全児童に寄贈した方言集「宝ぬ島言葉(しぃまむに)」があまり活用されていなかったことから小浜校長が地域住民に協力を呼びかけ実現した。

 児童たちは月に2回、午前8時15分から40分ごろまで、数の数え方や自己紹介の仕方、あいさつ、歌などを中心に学習してきた。

 2月26日午前、4年生の教室では「ウコーリタネーラ(おはようございます)」「バーヤ メーランガドゥ ウルユー(私は宮良に住んでいます)」など、あいさつや自己紹介の練習が行われ、一人一人が発表。

 1、2年生は「月ぬ美しゃ」を歌いながら踊り、楽しみながら方言を学んだ。本年度の最終回となる6日には、全児童が発表会でこれまでの成果を披露する。

 講師は半嶺冨美子さん(74)、田盛貞江さん(同)、崎原正子さん(67)、上地栄子さん(同)、島田民子さん(66)、川田吉信さん(65)、川田苗さん(64)、小西裕子さん(同)、半嶺敬子さん(61)、仲間登喜子さん(60)。リーダーの半嶺さんは「子どもから大人まで方言を話せる宮良地域を目指している。継承はなかなか難しいが、地域で文化を育てていきたい」と意気込む。

 小浜校長は「足元は地につけて目は世界を見る児童を育てたい。言葉は話さなければ消えてなくなる。地域と手を組みながら、次年度以降も継続していきたい」と話している。

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