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サンゴ群集300平方㍍移設 竹富南航路工事

竹富南航路しゅんせつ工事に伴うサンゴ群集の採取海域と移設先の海域

竹富南航路しゅんせつ工事に伴うサンゴ群集の採取海域と移設先の海域

石垣港湾と環境事務所 周辺のサンゴ礁回復も期待

 石垣港と竹富町の島々を結ぶ竹富南航路の航行安全性を図ろうと航路のしゅんせつ工事を行っている石垣港湾事務所(林健太郎所長)は13日から、那覇自然環境事務所と合同で施工区域に存在するサンゴの移設作業を行う。作業では竹富島南西沖の竹富南航路から竹富島シモビシ海域公園付近に枝状ミドリイシ約300平方㍍のサンゴ群集を移設、岩盤に着定し、産卵があれば周辺海域のサンゴ礁再生も期待される。

 竹富南航路整備事業は同事務所が2012年度から実施、15年度完成予定で進めている。これまでにもサンゴ移設を行ってきたが今回は石西礁湖自然再生協議会と連携し、シモビシ海域公園北側海域への移設を決めた。

 サンゴ移設の採取作業はダイバーが現場のサンゴ群集の優占種、サンゴの状態を把握し、健全なサンゴ群集を手作業で採取、カゴに収容して作業船でえい航。

 同協議会との調整で決めたシモビシ海域公園北側の海底にカゴを降ろし、底板を抜いてサンゴ群体を整置。群体同士の支え合いで群集強度を高めるため、水中接着剤などの接剤は使わずに海底岩盤への着定を図る。

 石垣自然保護官事務所では「シモビシ海域公園北側は波あたりも小さく、増えやすいのではないかということで選定した」と説明。石垣港湾事務所の久場良也係長は「今回のサンゴ移設は環境省に移設先を調査してもらい、周辺海域のサンゴ群集の修復にも寄与する場所を選定した」と述べ、サンゴ礁回復に期待した。

  • タグ: サンゴ
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