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名蔵湾に大規模な沈水カルスト 岡山大の菅教授が報告

名蔵湾内の沈水カルスト地形に関する学術講演会に聴き入る市民ら=10日夜、市健康福祉センター

名蔵湾内の沈水カルスト地形に関する学術講演会に聴き入る市民ら=10日夜、市健康福祉センター

 石垣市名蔵湾内の沈水カルスト地形を研究している岡山大学大学院教育学研究科の菅浩伸教授による学術講演会(アンパルの自然を守る会主催)が10日夜、市健康福祉センターで開かれ、市民多数が参加した。

 沈水カルストは、石灰岩など岩石でできた地表が雨水などに浸食され、その後、気候変動による海面上昇で海底に沈んだ地形。

 菅教授らの研究グループは2011年11月、名蔵湾中央部で超音波による海底地形の三次元調査を行い、海底に沈水ドリーネ(洞窟・くぼ地)群や円すい丘、氷河期に発達した河川跡など大規模な石灰岩地形が沈んでいるのを見つけた。11月からボーリング調査を行うため来島している。

 菅教授は図や写真でこれまでの研究成果を紹介。カルスト地形を作っている石灰岩については「謎の一言に尽きる。これから調査を進めていく中で明らかになっていくと思う」などと述べた。参加者はメモを取ったり、質問したりしながら、菅教授の話に聞き入っていた。

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