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オオヒキガエル、絶滅危惧種ヘビ丸のみ

10月中旬に撮影されたヘビを丸のみにしようとするオオヒキガエル=(提供写真)

10月中旬に撮影されたヘビを丸のみにしようとするオオヒキガエル=(提供写真)

在来生物への影響懸念

 特定外来生物に指定されているオオヒキガエルがヘビを丸のみにしようとしている写真がこのほど、石垣市石垣の民家庭先で撮影された。ヘビは、環境省のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されているサキシマバイカダとみられており、特定外来生物による在来種への影響が懸念されている。

 カエルは民家の男性(52)が10月中旬、庭に植えていたマンゴーを手入れしている最中に発見。男性は「口からヘビが出ているオオヒキガエルには驚いた」と振り返った。

 環境省石垣自然保護官事務所によると、オオヒキガエルは口に入る生き物をそのまま丸のみにすることがあるという。同事務所の本田師久自然保護官は「小さいヘビを食べることもあると聞いていたが、オオヒキガエルの胃の残留物にヘビがいたことはなく見るのも初めて」と話した。

 発見した男性によると、オオヒキガエルはその後、ヘビを吐き出して逃走。ヘビは窒息死しており、その体内には小型のトカゲのような生き物が入っていたという。

 この状況に本田保護官は「トカゲなどを補食中のヘビは消化を終えるまでは動きが遅くなるため、その間にオオヒキガエルに襲われたのではないか」と推測した。

  • タグ: 絶滅危惧種
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