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石垣島で部隊展開訓練 自衛隊統合演習

石垣島での訓練について防衛省運用企画局運用支援課訓練企画室の久澤洋室長(右)から協力を求められる中山義隆市長=29日午後3時すぎ、市長室

石垣島での訓練について防衛省運用企画局運用支援課訓練企画室の久澤洋室長(右)から協力を求められる中山義隆市長=29日午後3時すぎ、市長室

地対艦ミサイル配備なし 中山市長「協力する」と了承 あす第1陣現地入り

 防衛省が沖大東島(北大東村)などで11月1~18日に行う陸海空3自衛隊統合の着上陸訓練で、石垣島にも部隊が展開されることが29日、分かった。中山義隆市長が同日、防衛省の担当者から非公開で説明を受け、石垣島への地対艦ミサイルの展開がないことを確認して「協力する」と了承した。中山市長によると、31日に第1陣が現地入りするが、部隊配備をめぐっては賛否が割れそうだ。

 中山市長によると、配備場所は新港地区。本土の部隊や車両、ヘリコプターなどを輸送して現地に展開する訓練と通信訓練を行うという。部隊の所属、規模、配備期間など詳細については説明を受けていないという。

 中山市長は「地対艦ミサイルの配備はどうかなと思っていたが、石垣島での訓練については地対艦ミサイルの配備がないと説明を受けた。統合演習は毎年行われているので、とくに反対するものではない。協力できるところは協力する」と記者団に述べた。

 地対艦ミサイルは那覇駐屯地と宮古島分屯地に派遣され、自衛隊施設のない石垣島への展開も検討されていた。日本の領海に侵入を繰り返している中国をけん制する狙いがあるとみられていたが、中山市長は「地対艦ミサイルは相手を攻撃する状況になるので、石垣島の現状を考えると現時点ではそぐわない気がする」と受け入れに否定的な考えを示していた。

 説明に訪れた防衛省運用企画局運用支援課訓練企画室の久澤洋室長は面談の冒頭、「石垣島での訓練を予定しており、市長や市民の理解と協力をいただきたい」と述べた。報道陣には「原則、地元理解を得た訓練しかできない」と語った。詳細については訓練開始前に同省が発表するという。

 統合演習には自衛隊員約3万4000人が参加。沖縄本島から約400㌔離れた沖大東島の米軍射爆撃場でホーバークラフトの揚陸艇で上陸を想定した訓練を実施するほか、護衛艦からの艦砲射撃やF2戦闘の射撃演習を行う。

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