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「人のつながりが大事」 介護講演会に関心、人口流出、孤独死

いけま福祉支援センターの前泊博美理事長による介護講演会=17日、波照間農村集落センター

いけま福祉支援センターの前泊博美理事長による介護講演会=17日、波照間農村集落センター

前泊さん、池間の島おこし語る

 【波照間】池間島などで活動している特定非営利活動法人(NPO法人)「いけま福祉支援センター」(宮古島市)の前泊博美理事長による介護講演会が17日、波照間農村集落センターで開かれ、住民約80人が参加した。前泊理事長は「地域の人と人とのつながりを取り戻し、島全体が参加する島おこしが理想。今日も楽しいねと笑って生きられる島を目指したい」と語った。

 前泊理事長は講演で、人口が流出し、高齢化が進む池間島の状況を説明し、「自分たちでできることから始めようと、高齢者から話を聞く機会をつくったところ、昼はみんなと遊び、夕方には住み慣れたわが家に帰り、病気になっても島で暮らしたいという島民の願いを知った」と述べ、小規模多機能型居宅介護事業所「きゅーぬふから舎」を立ち上げることになった経緯を説明。

 また、孤独死があったことを契機に取り組むようになったコミュニティー再生についても紹介し、高齢者の居場所作りと若い世代を呼び戻すという課題を解決するために2011年度から行っている高齢者世帯の民泊を紹介した。

 前泊理事長によると、宿泊した子どもたちは学校ではできない体験を行い、高齢者は子どもたちから元気をもらい生きがいを持てるようになったという。(本比田里奈通信員)

  • タグ: 波照間島
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