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看護師に欠員のおそれ 八重山病院

来年3月末までに看護師に欠員が出るおそれのある八重山病院

来年3月末までに看護師に欠員が出るおそれのある八重山病院

補充確保に苦慮

 八重山病院(依光たみ枝院長)に勤務する看護師の産休と育児休暇の申請が相次ぎ、本年度は最終的に19人に達する見通しとなっている。病院側は嘱託看護師の募集を行っているが、欠員を補充できる見通しが立っておらず、このままでは職員1人当たりの負担が増え、業務に支障が出るおそれがある。前川辰子看護部長は「看護師が不足しないよう、嘱託看護師の募集や潜在看護師の掘り起こしなどを行っている」と話している。

 県立病院では産休は産前産後で8週間、育児休暇は最長で3年取ることが可能。同病院では例年14、15人の看護師が取得している。

 同休暇に伴う欠員は嘱託の看護師で対応しているが、今年は9月ごろから嘱託看護師の応募が減り、現時点で19人分すべてを補充できるか見通しは立っていない。

 県病院事業局では、7人の患者に対し1人の看護師を配置する「7対1看護」を推奨しているが、八重山病院では10対1で対応しているのが現状。

 このまま看護師を確保できない場合、1人の看護師が10人以上の患者を担当することにもなりかねず、過重負担による患者へのサービス低下を招くことが懸念されている。このため、病院側では、職員の勤務時間の変更や育休を申請している職員との休暇期間の調整なども検討する考え。

 同病院は9月、看護師の確保チームを院内に立ち上げ、看護師補充の取り組みを強化。

県病院事業局などを通して嘱託看護師の募集を継続するとともに、院内外でのポスターやチラシの掲示、ホームページ(HP)を通じた潜在看護師の掘り起こしなどに取り組んでいる。

 前川看護部長は「1日の勤務時間を4時間、出勤日数を週3日に減らすなど、子育てや生活に合わせた柔軟な採用、ブランクのある人向けの研修制度も取り入れ、看護師にとって働きやすい環境づくりにも力を入れている」と強調する。

 看護師募集については同病院HP(http://www.hosp.pref.okinawa.jp/yaeyama/)や同病院(83—2525)。

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