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ヤマネコの事故防止へ 連絡会議を設立

連絡会議の設立を決めた2013年度イリオモテヤマネコの交通事故防止に関する勉強会=18日午後、町役場会議室

連絡会議の設立を決めた2013年度イリオモテヤマネコの交通事故防止に関する勉強会=18日午後、町役場会議室

11月から、安全運転宣言カードに替わって配布されるマグネット

関係11団体が情報共有 ヤマネコフェンスなど設置

 イリオモテヤマネコの交通事故が相次いでいることから、環境省那覇自然保護官事務所や林野庁沖縄森林管理所、県、竹富町など関係機関11団体による「イリオモテヤマネコの交通事故発生防止に関する連絡会議」が18日発足した。同日午後、町役場会議室で開かれたイリオモテヤマネコの交通事故防止に関する勉強会で関係機関の連携強化を図ろうと設置を決めた。年1回のペースで情報共有などを行っていく。

 同勉強会では、環境省西表野生生物保護センターがヤマネコの交通事故発生状況を説明し、今年は過去最多だった5件と同数となり、1978年から2013年までのデータから6月と11月に事故が多発傾向にあることを紹介。

 竹富町自然環境課や八重山土木事務所、NPO法人どうぶつたちの病院沖縄、NPO法人トラ・ゾウ保護基金が事故防止キャンペーンやロードキル防止対策、野生生物の救護状況、パトロールの実施状況などをそれぞれ説明した。

 同センターの福田真自然保護官が今後の対策として▽ヤマネコフェンスの設置▽事故発生件数看板の設置▽共生のための草刈り▽ロゴマークを使用した普及啓発を提案した。

 また、同センターではレンタカーを対象に10年から取り組んでいた安全運転宣言カードを11月からマグネット式の安全運転宣言証に変更し、協力者に配布するほか、地元住民には同センターで配布する。

 環境省那覇自然保護官事務所野生生物課の坂口法明課長は「関係機関や団体がさまざまな取り組みをしている中、集まって情報を共有し、知恵を出し合いながらそれぞれの立場で連携し、イリオモテヤマネコの交通事故がゼロになるまで頑張っていきたい」と話した。

 連絡会議では、地元公民館にも参加を呼びかけていく。

  • タグ: イリオモテヤマネコ
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