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特養50床増床へ 石垣市内に新たな施設計画

複数の利用者が同じ部屋で生活するユニット型の特別養護老人ホーム

複数の利用者が同じ部屋で生活するユニット型の特別養護老人ホーム

沖縄県認可の特別養護老人ホーム

運営法人、今月末にも選定 15年3月末の完成予定

 石垣市内で2015年3月末に新たに特別養護老人ホーム(特養施設)が開設される見通しとなっていることが10日までに分かった。ベッド数は50床を予定。市内の特養施設は、なごみの里(50床)と八重山厚生園(70床)の2施設。市福祉部介護長寿課によると、常時300~400人の入所待機者がいるという。特養施設が新たに完成すれば、入所待機者の一部解消が期待される。

 特養施設は、市が入所待機者の解消などを目的に、高齢者福祉計画・第5期介護保険事業計画(12年度~14年度)で整備を位置付けているもの。市が6月7日から8月16日まで運営法人を公募した結果、5事業所の応募があった。

 今月末ごろに選定委員会を開き、運営法人を選定する予定。結果はホームページで公表する。

 これまで特養施設の運営法人の選定は県が行っていたが、県内では過去に地元が要望する場所と異なった場所に整備された事例があったため、本年度から地域の事情を把握している地元自治体で選定することになった。

 施設の建設では、県の介護保険事業支援計画で1床当たり244万円の補助があり、50床を整備した場合、1億2200万円の補助を受けることができる。

 新たに整備される特養施設の形態はユニット型(相部屋)で、1ユニットの定員は10人以下。

 選定された法人は県に認可申請を行い、補助金内示を得て、設計と工事に着手する。15年3月末までの整備完了を目指す。

 市内では民間や医療法人などの老人ホーム介護老人保健施設といった高齢者施設が70カ所以上あるが、入所期間の制限などで定期的に施設を変えなければならず、利用者は次の入居施設探しに苦慮している実態がある。

 同課の宮良綾子課長は「高齢化社会に伴い、養護施設の利用者も増えており、県認可だけでなく、民間の施設でも入所の待機者が多い。今後も団塊世代が後期高齢者になることで施設の利用者が増えることが予想されるが、なるべく施設のお世話や寝たきりにならないよう、今のうちから健康に気を付ける生活が必要」と話している。

▽特別養護老人ホーム

 介護保険法に基づいて介護保険が適用される介護サービスで、心身の障がいで在宅生活が困難な高齢者の日常生活を介護する施設。

 自宅で自力で生活することが困難で、家族による在宅介護を受けることができない状況などで利用される。

 入所契約では入所期限はなく無期限。

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