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ドライバーの交通マナーは? 通学路登校時

小学校の登校時間、ボランティアが子どもたちの安全を確保する=5日午前7時50分ごろ登野城校区の通称4号線

小学校の登校時間、ボランティアが子どもたちの安全を確保する=5日午前7時50分ごろ登野城校区の通称4号線

歩道に停止の車多く
乳児だっこ、車内で喫煙も

 秋の全国交通安全運動月間(9月)以降も、石垣市内の小学校では保護者や字会、老人会の人たちが登校時間に合わせ、交通安全ボランティアとして子どもたちの安全を確保している。ボランティアから見たドライバーの交通マナーはどうなっているか。4日朝、市街地の小学校の通学路5カ所で取材した。

 

 立っているだけで

 

 ボランティアは午前7時半ごろから同8時すぎまで横断歩道や交差点に立つ。蛍光色のベストがドライバーの目を引く。

 石垣小校区の横断歩道を担当する字会の男性(80)は「信号があるから車も、子どもたちも、ちゃんと守ってくれる。マナーはとくに悪いとは思わない」と話す。

 別の場所で児童を横断歩道に誘導していた男性は「これ(ベスト)を着用して立っているだけで、ドライバーの意識が変わるのではないか」と立哨の効果を実感する。

 

 交通違反

 

 運転中の乳児のだっこ、携帯電話、自転車や原付きバイクのヘッドホン、自転車の歩道走行や右側通行など、ボランティアはさまざまな交通違反も目撃する。

 真喜良小で10年以上、指導に立つ男性(60)は「新空港開港後、スピードを出して通り過ぎるレンタカーが特に多い。スクールゾーンの標識や看板での注意喚起があるのに関係なし」と指摘、「交通マナーをいま一度見直してもらいたい」と要望する。

 別の小学校のボランティアは「車の交通マナーは悪い」とばっさり。そこに信号はなく、「横断歩道の手前で一時停止しない車や、歩道に止める車が非常に多い」と続けた。車内で子どもに朝食をとらせる例もまれではないという。

 「保護者が門の前で子どもを降ろして見送る人が多い。これにより後続の車が詰まって渋滞が起こる悪循環になっており、非常に迷惑。こちらも気をつけなければならず、安全確保がしにくい」とこぼした。

 

 車内喫煙は“虐待”

 

 安全運動期間の9月に、石垣中学校北方で安全指導を行った市職員は、車内に子どもがいるのに喫煙する保護者の姿にがくぜんとした。

 運転する保護者の助手席には乳児、後部座席にはランドセル姿の児童。窓は運転席のみ開いていた。保護者とみられる女性運転手は、灰を車外に落としながら車内で喫煙。「子どもがかわいそうだ」と嘆く。

 石垣小学校から離れた大通りで、職場のボランティア活動として子どもたちに声かけ運動をしている40代の男性は「石垣島独自の交通ルールがあると思うくらい交通マナーは悪い」とあきれ顔。子どもを乗せたままの車内喫煙に「子どもの受動喫煙は明らかに児童虐待だ」と訴えた。

 
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