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太陽光設置大半が認めず 観音堂景観地区

太陽光パネルの設置で一部赤瓦を使用しなくても認めるかを審議した石垣市景観形成審議会=4日午後、市健康福祉センター会議室

太陽光パネルの設置で一部赤瓦を使用しなくても認めるかを審議した石垣市景観形成審議会=4日午後、市健康福祉センター会議室

一部容認の意見も、石垣市景観形成審議会

 2013年度第1回石垣市景観形成審議会が4日午後、市健康福祉センター会議室で開かれ、形態意匠の制限で赤瓦を使用した寄せ棟造りの勾配屋根と決められている観音堂景観地区内での屋根への太陽光発電パネル設置について意見を交わした。同地区内で、屋根の一部で赤瓦を配置せず、太陽光パネル設置を希望する施主がおり、今後の都市計画上の課題となることから意見交換したが、設置を認めないとする意見が大半を占めた。一部、容認意見もあった。

 審議会では、同地区で新築を予定している施主が、屋根の7割を制限に沿って整備し、残る3割で赤瓦を使わずに太陽光パネルの設置を希望する設計図を紹介。市都市建設課の担当者が「基準上、太陽光パネルの設置には特に制限もないが、すべて赤瓦屋根の使用で運用している。太陽光パネルの設置を前提にした場合、赤瓦を乗せなくても良いのか議論してほしい」と述べ、意見を求めた。

 各委員からは「赤瓦、太陽光パネル両方とも乗せてほしいが、赤瓦の上に太陽光パネルは乗せないでほしい」「景観は100年先を見なければならず、太陽光パネルは先が見えない面もある」「少しだけ瓦を乗せて、残りは太陽光パネルという設計も受け付けていくのか」「沖縄本島にはない風景、風情を守るために例外をつくるべきではない」と例外を認めない考えが大半を占めた。

 一方で、「赤瓦の上に太陽光パネルを乗せるのであれば何のための赤瓦を使用するのか」「太陽光パネルを設置するために一部、赤瓦が乗っていないだけなら見た目的には良いのではないか」と景観上の問題がなければ、個別に審査していくことに前向きな意見もあった。

 会議では中山義隆石垣市長が委員11人に委嘱状を交付した後、会長に市文化財審議会委員長の石垣博孝氏、副会長に琉球大学名誉教授の池田孝之氏を選任した。

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