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県立病院への併設に賛否 一次医療あり方検討委

答申に休日夜間救急診療所をどう盛り込むか審議した石垣市一次医療のあり方に関する検討委員会=4日夜、健康福祉センター

答申に休日夜間救急診療所をどう盛り込むか審議した石垣市一次医療のあり方に関する検討委員会=4日夜、健康福祉センター

答申に盛り込まず 市立の必要性で認識一致

 石垣市一次医療のあり方に関する検討委員会(会長・宮平康弘八重山の医療を守る郡民の会会長、委員19人)は4日夜、健康福祉センターで第6回会議を開き、中山義隆市長への答申内容に休日夜間救急診療所をどう盛り込むか議論した。県立八重山病院への診療所併設をめぐって賛否が割れたため、答申では場所については触れず、市が同診療体制を構築するという方向性で一致した。

 この日の最終会議で答申の骨子を決める予定だったが、県立への併設の有無で意見が対立。これを踏まえ、事務局が答申案を作成、11月6日の次回会議で確認することにした。

 診療所の運営体制では、八重山地区医師会立の運営が困難となったため、市立再開の流れに傾いていた。さらに、県立八重山病院の移転新築計画が具体化していることから、病院内に併設するかどうかが喫緊の課題として浮上していた。

 院内あるいは敷地内隣接を求める委員からは「患者の立場だと専門医が近くの県立にいるので安心できる」「患者にとっては時間的にも距離的にも短い場所がよい」などと利点を強調。

 一方、県立病院側からは「県立病院の過重負担が減るとは思わない。患者側にとっては併設か隣接かがいいと思うが、医師会や行政が相当努力しないと併設は難しい」と協力体制の構築が先決とする意見や、「理想だけでは医師の負担は変わらない。一次医療のあり方をどうするか、検討委員会の目的を考えてもらいたい」と一次医療のあり方そのものを問う訴えがあった。 

 このほか「診療所ができても県立におんぶにだっこではいけない」「石垣市は一次医療をどうするか、スピード感をもって医師会の協力体制をつくる必要がある。過去に患者が市立診療所から県立にトンネルになったことに病院側の不信もある」との指摘もあった。

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