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玉津教育長に辞任要請 八重山住民の会

玉津博克市教育長の辞任を求め、要請を行う村田栄正共同代表(右端)ら=4日午前、市教育委員会

玉津博克市教育長の辞任を求め、要請を行う村田栄正共同代表(右端)ら=4日午前、市教育委員会

不信任決議可決で、市に対応求める

 石垣市議会の9月定例会で玉津博克教育長の不信任決議が可決された問題で、子どもと教科書を考える八重山地区住民の会(仲山忠亨氏ら共同代表10人)は4日、玉津教育長に対して辞任するよう求める要請書を提出した。また、同日中に市教育委員会の高木健委員長に玉津教育長の解任を求める要請書、中山義隆市長に任命責任者としての対応を求める要請書も提出した。玉津教育長と高木教育委員長は県市町村教育委員研修会に出張、中山市長は市立小中学校校長研修会への出席で不在として、前盛善治教育部長と漢那政弘副市長が対応した。

 同会は「思考停止」発言が平和学習に取り組んで来た教育関係者や戦争体験者、語り部を冒涜(ぼうとく)するものと批判。「反省の弁もなく、平和教育の点検、確認をすると公言している。教育行政への不当な介入で学校現場との信頼関係を著しく損なうことは明白だ」と懸念を表明した。

 また、教科書採択の強行な手法や琉球大学との教育支援事業で特定の准教授を排除する姿勢が不信任につながったと指摘、「前例のない重大な事態を引き起こし、教育に不信と混乱をもたらした責任を厳しく問われている。議会や市民の声を真摯(しんし)に受け止め、自ら辞任するよう強く要請する」と訴えた。

 教育長が辞任しない場合については「市教委の権限で解任すべきだ」「市長として何らかの措置をとり、市民に説明すべきだ。法令に基づきしかるべき対応を取ってほしい」とそれぞれに求めた。

 高木委員長は「真摯(しんし)に受け止めている。できるだけ早めに委員全員で協議し、要請について検討したい」、漢那副市長は「市長にしっかり報告する」と話した。

 玉津教育長の不信任決議可決後、教育委員による協議はまだ行われておらず、前盛教育部長は「委員5人がそろって話し合う方向で考えているが、日程については決まっていない」と述べた。

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