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併設のメリット確認 夜間救急診療所

県立宮古病院に併設されている宮古島市休日夜間救急診療所を視察する八重山の医療を守る郡民の会のメンバーら=1日午後4時45分ごろ

県立宮古病院に併設されている宮古島市休日夜間救急診療所を視察する八重山の医療を守る郡民の会のメンバーら=1日午後4時45分ごろ

県立宮古病院視察
医療を守る郡民の会

 【宮古島市】八重山の医療を守る郡民の会の宮平康弘会長らメンバー15人が1日、今年6月に開院した県立宮古病院(安谷屋正明院長)を訪れ、同病院に併設されている宮古島市立休日夜間救急診療所を視察した。県立八重山病院の移転新築に向け、診療所の再開を含む一次医療体制について議論している石垣市一次医療のあり方検討委員会(宮平会長、委員19人)では新八重山病院への併設について賛否が割れているが、宮平会長は視察後、「併設のほうがメリットが大きいことを確認した」と語った。

 宮古島市の診療所は、県立宮古病院(建築面積6183平方㍍)の1階に、出入り口を別にして入居する形で併設されている。面積は176平方㍍。宮古島市が4824万円をかけて整備した。

 平日は午後5時から同11時、日曜日と休日は午後1時から午後11時まで運営。医師1人、看護師3人、准看護師4人(産休代替え含む)、医療事務2人、一般事務1人の体制。

 宮古病院や診療所によると、患者が診療所を訪れた後、重症だとして県立に移動して診察するケースが少なくなく、診療所の藤川栄吉医師によると、毎日2、3人はいるという。

 県立病院の本永英治副院長は「入り口で(軽症か重症かの)判断ミスを取り戻すには院内への併設しかない。診療所と県立病院は距離が短いほうがよい。重症患者の場合、治療が遅くなると取り返しのつかないことになる」と強調、藤川医師も「県立病院と行き来できる距離がよい」と話した。

 藤川医師が対応できない土日などは、県立病院や宮古地区医師会(池村眞会長、42人)の医師が勤務する運営体制が整っており、宮平会長は「診療所はハードの問題ではなく運営の問題。県立病院や医師会が応援するなど運営体制がしっかりしている。併設だと医師や患者にとっても時間のロスがなく、二重負担(医療費)をしなくてもよい」と話した。

  • タグ: 医療
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