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市長選まで半年切る 野党、人選難航

現職、波乱含み

 来年2月23日告示、同3月2日投開票の石垣市長選まで半年を切った。現職の中山義隆氏(46)は2期目に意欲を示しているが、市議会与党との調整が進んでおらず、いまだ出馬を表明する環境にない。対抗する野党側は、高嶺善伸県議らを中心に人選作業を進めているが、擁立には至っていない。市議会9月定例会終了後、双方の動きが活発化しそうだ。

 中山氏は昨年12月、支持団体に続投の意向を伝えたが、与党との調整がなかったと議員が反発。これを受け、自民党石垣市支部幹事長の仲間均氏が今年1月の支部新春旗開きで「人選は白紙からスタートする」とけん制したが、具体的な候補者選考は進んでおらず、仲間氏は「9月議会が終わってからだ」と話す。

 中山氏と与党の一部議員はぎくしゃくした関係にあることから、中山氏の周辺からは「まずは、みんなで集まって話し合うことから始めないといけないだろう」と与党内の融和が優先との考えを示す。

 ただ、仲間氏が25日の9月定例会最終本会議で漢那政弘副市長の辞職勧告決議案の提出を示唆するなど、与党内は波乱含み。「なぜ今の時期か。タイミングが悪すぎる」と市長選への影響を懸念する議員に、仲間氏は「今のタイミングでやらないと、副市長に反発する業者が逃げていく」と強気の構えをみせる。

 与党の動きについて、野党側には「ごたごたしても最終的には現職に落ち着く」との見方が支配的。県議、市議、各団体を網羅した組織が現職に対抗できる人物の擁立を目指し、1月下旬から人選作業を開始、数人に絞り込んだが、決定には至っていない。

 関係者は「保守からも票を取れる人物でないと勝てないが、人物が見当たらず苦労している。無投票にはできない」と漏らす。このまま人選作業が長引いた場合、「責任者の高嶺氏を」との声が高まってくることが予想される。

 市長選は市議会議員補欠選とセットで行われる。市議会(定数22)の欠員は1人。

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