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問われる飼い主のマナー 犬猫の捕獲、引き取り数は増加

八重山保健所に収容されている犬たち。この2頭は幸いにも引き取り先が決まっているという=18日、八重山保健所

八重山保健所に収容されている犬たち。この2頭は幸いにも引き取り先が決まっているという=18日、八重山保健所

動物愛護週間

 20日から26日は「動物愛護週間」、全国各地で多彩な取り組みが行われている。石垣市では昨年10月に「南ぬ島の猫アイランド事業」で約80頭の猫の避妊去勢手術を実施。だが新港地区緑地公園への捨て猫は後を絶たないという。また、八重山保健所管内の2012年度犬捕獲頭数は、169頭(前年度125頭)、引き取り頭数118頭(同100頭)と増加傾向にある。放し飼いなど飼い主のマナーが問われている。(高良新輝記者)

 09年度に県は飼い主の責任の明確化や、安易な引き取りの防止を図るため飼い犬、飼い猫の保健所での引き取りに手数料を定めたことから捕獲や引き取り数は減少したものの再び増加傾向にある。

 同保健所で捕獲された犬は、5日間収容したあと処分されることになっているが、飼い犬とみられる場合は収容期間を延長している。

 飼い主や新たな飼い主が見付からなかった場合は保健所で処分されるか、本島の動物愛護管理センターへ移送されるが、12年度は犬180頭(前年度136頭)、猫72頭(同75頭)が移送・処分された。

 12年度の捕獲数は過去5年間では最多で、首輪などを付けた飼い犬と思われる犬猫が80頭以上収容され、約半数が飼い主の迎えがないまま処分された。

 保健所では「首輪がはずれないか定期的にチェックしたり、首輪に所有者の名前や住所、連絡先を明記し、犬を逃さない、放さないようにしてほしい」と呼びかけている。

 このほか、犬の咬傷(こうしょう)被害も増加、11年度は県全体で86件発生、このうち郡内は33件と県全体の3割以上を占めている。過去には子どもが犬にかまれ死亡する事故も起きており、飼い主のしつけや放し飼いをしないことなどマナーが求められる。

 昨年、新港地区緑地公園で猫の避妊去勢手術が実施されたことで、野良猫が産まれることは少なくなったが、地区外から捨て猫が持ち込まれたり、勝手にエサを与える人が後を絶たないという。「ボランティアが協力してせっかく不幸な猫が産まれないように取り組んできたのに残念。何らかのルールづくりが必要」と保健所の担当者は話している。

 ペットや動物を大切にするためにも、ただかわいがるだけでなく、命と接しているという意識が重要だ。

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