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台湾路線、2社運休へ 冬期の運航計画なし

30日以降、運休することになったトランスアジア航空(復興航空)のA320型機=5月23日、南ぬ島石垣空港

30日以降、運休することになったトランスアジア航空(復興航空)のA320型機=5月23日、南ぬ島石垣空港

地元からは対策求める声 復興航空も決定

 台湾(桃園国際空港)〜石垣間で週2回チャーター便を運航しているトランスアジア航空(復興航空)が30日以降、運休を予定していることが15日までに分かった。29日まで運航するが、冬期(10月27日〜来年3月29日)は計画していないとの連絡が各旅行会社に入った。マンダリン航空(華信航空)に続き同社が運休を決めたことで、南ぬ島石垣空港で唯一の国際線となっている台湾路線は10月27日以降、途切れることになる。地元関係者からは、年間を通した運航に向け対策を求める声が上がっている。

 台湾路線は現在、トランスアジア航空が5月23日から10月24日まで毎週木・日曜日、マンダリン航空(華信)は7月3日から10月まで水・土曜日、それぞれ1日1往復2便の運航計画を立てていた。マンダリンは9月4日から定期化したばかり。両社とも冬期スケジュールに入る10月27日以降の運航を見あわせることになった。

 両社の運休について旅行会社の関係者は「冬場は台湾人観光客が減るからではないか。昔から言われていることだが、八重山の冬場の観光は弱い。席が空く分、石垣からの客を台湾に送り込み、双方向にする必要があるが、これも限界がある。この機会にきちんと原因を調べて対策を考えてもらいたい」と関係機関に要望する。

 石垣市観光交流協会の宮平康弘会長は「台湾の航空会社はこれまでも4月から10月までは運航しており、冬場はゴルフ場がないので厳しいと口をそろえている。通年運航に向け、官民一体となってゴルフ場を含めた受け入れ態勢の強化をしなければならない」と話した。

 民間の立場から長年、台湾との定期路線開設に取り組んできた八重山経済人会議の大浜一郎代表幹事は「(クラブメッドの宿泊客が多い)マンダリンについてはクラブメッドが日本客にシフトしていると聞いている。トランスアジアに関しては部屋が取れないなどビジネス上のミスマッチがあると聞いている」と指摘。

 「地元としては、ただ来てもらいたいと言うだけではなく、ビジネスとして年間を通してどうするか実務的なことをしないといけないだろう。(再開の)可能性はゼロではない。悲観的になるのではなく、今のうちから国際線ターミナルを改築しながら、今後に備えてビジネスマッチングをさせていくことが必要だ。早いうちに両社を訪ね、意見交換したい」と話した。

  • タグ: 南の島石垣空港
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