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商売繁盛など祈る 台湾出身者が土地公祭

丸ごとのブタなどをささげて祈願を行った土地公祭=15日正午ごろ、名蔵御嶽

丸ごとのブタなどをささげて祈願を行った土地公祭=15日正午ごろ、名蔵御嶽

名蔵御嶽

 丸ごとのブタをささげることで知られる土地公祭が15日、名蔵御嶽で行われ、石垣市内に住む台湾系の人たちなどが独特の細長い線香や神にささげる「金紙」と呼ばれる紙を焼いて、商売繁盛や無病息災などを祈った。

 土地公祭は台湾や中国で広く信仰される土地の神「土地公」を祭るもので、石垣では旧8月15日に近い週末に台湾出身の有志が行っているもの。

 この日は午前10時すぎから供え物の準備が始まり、丸ごとのブタ2頭をトラックから降ろして飾りつけたり、豚肉や魚、鶏肉、果物などを持ち寄ったりした。

 祈願は午前11時ごろから始まり、合間には、ビーフンが振る舞われた。台湾系の人たちでつくる琉球華僑総会八重山分会(王田達夫分会長)の女性たちは「台湾楽しや」の音楽に合わせて踊りを披露した。

 八重山台湾親善交流協会の石垣久雄会長(石垣市文化協会長)や宮野照男沖縄支部長ら会員約10人も参加し、石垣会長は「八重山と台湾の交流がさらに進むように祈りたい」と、線香をささげていた。

 来年の土地公祭までの間、土地公の像を世話する「炉主(ローツー)」には今年も石垣市浜崎町の簡田記美子さん(62)が選ばれ、「土地公は台湾の人だけのものではないので、台湾出身ではない人も来てほしい。土地公を祭る廟(びょう)ができれば、だれでも祈願に来ることができると思う」と話していた。

  • タグ: 土地公祭
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