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減少傾向続く与那国観光

石垣ー与那国間で就航しているRACの39人乗り小型機(資料写真)

石垣ー与那国間で就航しているRACの39人乗り小型機(資料写真)

入域客が2000人減
路線の小型化など影響か

 南ぬ島石垣空港が開港後、LCC(格安航空会社)の参入などで石垣市と竹富町への入域観光客数が増加する一方で、与那国町への観光客数は減少傾向にあり、開港特需の恩恵を受けられない状況となっている。当初、LCC参入で移動費が安くなることで、観光客が与那国まで足を延ばすことが期待されたが、離島割引の対象外となる観光客の石垣−与那国間の片道運賃7150円〜1万1800円がネックとなり、コストを抑えて旅行する観光客から「行きたいけど運賃が高い」と、二の足を踏む声が聞かれる。

 与那国島への入域観光客数は、同島でロケが行われたTVドラマ「Dr・コトー診療所」が放映された2006年に3万7202人を記録したが、12年には3万2173人にまで減少。6年間で5029人(13・5%)減った。

 13年は、6月に前年比26・5%増、7月は同2%増と増加傾向にあるが、3月から5月までの開港後3カ月が前年を下回ったことで、7月までの入域観光客は1万6969人と前年同期を2260人下回る厳しい状況にある。

 町内の宿泊施設では「自衛隊誘致で町長が迷惑料発言をしたことで、一時、全国から注目され、関心が高まったようだが、全体的に減少している。行政は与那国観光のPRや観光客誘致に力を入れてほしい」と要望する。

 今年1月、日本トランスオーシャン航空(JTA)が与那国路線から撤退後は、琉球エアーコミューター(RAC)が39人乗りの小型機を単独で運航。提供座席数の減少に加え、天候不良などで欠航や遅延が発生。入域観光客が減少する要因の一つとなっている。

 外間守吉町長は「JTAにはジェット機の就航再開を要請し続けていくが、全日空(ANA)にも現状を説明し、与那国への就航も打診している」と話した。

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