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テードゥンムニ大会大盛況! 児童たちが稽古の成果を発表

22演目が繰り広げられたテードゥンムニ大会

22演目が繰り広げられたテードゥンムニ大会

 【竹富】1977年に始まり、今年36回目を迎えた「テードゥンムニ(竹富言葉)大会」がこのほど、まちなみ館で開かれ、毎年楽しみにしている島民だけでなく宿泊の観光客も詰めかけ満員の盛況となった。

 内盛正亀PTA会長、大山榮一公民館長は「テードゥンムニは難しいが子どもに伝えていく楽しみもある。これからもしっかり継続していきましょう」とあいさつ。

 かわいいかすりの着物姿の保育園児13人による遊び歌4曲で幕開けした後、夏休みの間子どもたちにテードゥンムニを指導した古竪節さんが“大きなかぶ(フーシャル デイクニ)”を模範発表した。

 続いて小中学生全員が兄弟や友人同士、クラスで出場し22演目を発表。夏休みの思い出や童謡、詩を方言に翻訳した出し物を披露。3年生の「桃太郎(ムムタロウ)竹富版」は父親3人が鬼になり全く種子取祭の「鬼捕り狂言」にすり替えていた。

 中学3年の女子5人は、30年後の自分たちや竹富島に思いをめぐらすという女子会を演じ、全てテードゥンムニで行われるため、他島出身の教師たちは授業も手につかず戦々恐々で、1分間のあいさつを直前までチェックしてもらっていた。

 講評で上勢頭同子さんは「これまで以上に充実していて面白かった。30年後もこの大会は存続できるようで安心した。マッチや便所の名称が時代と共に変化してきたように言葉は変わっていくので、正統な言葉は狂言や民謡で継承して身近な会話には“竹富普通語”を使っていいのではないか」と話した。

 大会を主管した内盛正聖文化部長は「原稿の棒読みも少なくこれまでになくよかった。大会前に文化部は合宿してでもさらに盛り上げていくようにしよう」と呼びかけた。

 関係者は「絶滅危機言語と言われながらも長く継続していくと関心を持つ人が注目してくれるので励みにもなるし、何よりも島文化を支えていくことになるのは間違いない」と話していた。(竹富通信員)

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