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外間氏が3選果たす 与那国町長選挙

3期目の当選を果たし、支持者や家族とともにバンザイを三唱する外間守吉氏(中央)=11日午後9時5分ごろ、外間氏の自宅敷地内

3期目の当選を果たし、支持者や家族とともにバンザイを三唱する外間守吉氏(中央)=11日午後9時5分ごろ、外間氏の自宅敷地内

与那国町長選挙結果

陸自配備を加速
崎原氏に47票の僅差

 【与那国】任期満了に伴う与那国町長選は11日投開票が行われ、現職の外間守吉氏(63)=自民公認、公明推薦=が553票を獲得し、与那国改革会議議長で新人の崎原正吉氏(65)=社大、社民、共産、県民ネット推薦=に47票差をつけて3選を果たした。これにより、2015年度までの自衛隊沿岸監視部隊配備に向けた取り組みが加速する見通しとなった。当日有権者数は1128人。投票率は95・48%で前回(2009年8月)を0・55ポイント下回り、過去10年では最も低い投票率となった。

 当選後、外間氏は「町民の民意を得られた。自衛隊配備については力強く推し進めていきたい」と述べ、自衛隊配備推進に力を入れていく考えを示した。

 今町長選で外間氏は6月議会で出馬を表明。防衛省に自衛隊配備予定地の町有地賃貸料として10億円の「迷惑料」を要求したことで与那国防衛協会が外間氏に反発。一時は保守分裂の動きもあったが、外間氏が10億円要求を取り下げ、防衛省との町有地賃貸の仮契約まで進んだことで一本化した。外間氏は、自衛隊配備推進を前面に掲げた選挙戦を展開。配備に伴う焼却炉や光ファイバーなどのインフラ整備を強調、給食費の無料化や妊産婦渡航費の軽減を訴え、幅広く支持を集めた。

 一方、野党側は候補者の擁立に難航。3氏が候補に挙がり、崎原氏の擁立が決定したのは5月と出遅れた。

 崎原氏は第1次産業の振興を主に強調する選挙戦を展開。外間町政8年に異議を唱えたが、具体的な振興策などが見えず、支持が広がらなかった。自衛隊配備の是非については住民投票を実施して決着をつけると主張し、賛成派の一部も取り込んだが、流れを変えることはできなかった。

 外間守吉(ほかま・しゅきち)沖縄国際大卒。福山海運元代表。1978年から町議4期。86年から4年間は町議会議長。05年8月の町長選で初当選し2期を務めた。49年10月8日生まれ。同町祖納出身。

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