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沿道区域計画原案まとまる 石垣空港線検討委

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景観創出に赤瓦屋根 来月から公告縦覧

 第3回石垣空港線沿道区域地区計画検討委員会(宇江城徹委員長・委員11人)が24日午後、市役所議員協議会室で開かれ、同計画の原案をまとめた。原案では建物の高さが軒高13メートル以下。壁面の位置(壁面後退)は国道・県道の道路側から1メートルで、屋根は可能な限り赤瓦こう配屋根。設置が困難な場合は、玄関や窓など前面の開口部に奥行き0・6メートル以上の赤瓦を使った庇(ひさし)を設けるとしている。

 同計画案は真栄里公園を起点に、国道バイパス390号線と旧空港北側までの沿道区間で市のシンボルロードにふさわしい景観創出を図るもの。  建築物の用途制限や壁面の位置、高さの設定、形態・色彩・意匠の設定、垣・柵の制限、緑化率の最低限度などについて3月下旬から検討委員会と地権者との意見交換会を2回ずつ開催し、原案を審議してきた。  この日の検討委では赤瓦屋根や庇の設置について活発な意見が交わされ、「赤瓦を1枚だけ乗せるようなケースもあり、最低限度を設定すべきではないか」「最低限の設定として奥行き60センチ、幅180センチ以上に規定できないか」などの意見が相次いだ。  宇江城委員長は「設置するのは地主や家主なので、大きな数字に設定するのはどうかと思う」と述べ、最低限の設定は奥行き60センチとし、幅については窓や玄関など国道・県道側に開かれている開口部とすることを決めた。  また、市が行っている赤瓦屋根設置への助成交付金は地区計画策定に向けて、住居以外の商業施設にも助成できる方向で調整しており、1平方メートル当たり3000円以下の助成額で一括交付金を活用した助成額の増額も検討しているという。  色彩の設定については、色相(色の種類)は制限なしで色の鮮やかさを示す彩度は2以下、明るさを示す明度8以上に設定。部分的にアクセントカラーを用いる場合は外壁各面の10%以内とした。  市都市建設課では8月から同原案を公告縦覧に付したあと、住民説明会を経て計画案をまとめ、10月中に計画案の公告縦覧を実施。年内にも市都市計画審議会に諮りたい考え。

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