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課題解決に決意新た 3選の糸数氏

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「平和憲法守り抜く」 参院選沖縄選挙区

 【那覇】参院選沖縄選挙区で3選を果たした社大党委員長で現職の糸数慶子氏(65)は一夜明けた22日、那覇市の後援会事務所で報道陣のインタビューに応じた。糸数氏は「巨大な権力、与党体制下での戦いで逆風が吹いていたが、県民の思いが1票1票積み重なって当選させていただいた。県民の民意の勝利で、良識の勝利だと思う」と語り、離島の不利性などを含む諸問題の解決に全力で取り組む決意を改めて示した。

 -当選から一夜明けての感想は。  平和の1議席が今こそ本当に必要だということをずっと訴えてきた。そのことを県民の皆さんにしっかりと受け止めていただいたと思う。一つは辺野古に新基地を建設させないという県民の思い。もう一つはオスプレイの配備。8月に改めて12機追加配備するようだが、県民の声は「ノー」だ。平和憲法をさらにしっかりと守っていきたい。  -全国的な投票率の低下や若者の政治離れなどをどうとらえているか。  政治家が問われているのは、公約をきちんと守って応えていくこと。約束したことを誠実に実行していくことが若い人に政治への関心を持たせることにもなる。投票率を上げるためには、政治家が表に出て、自らの政策を伝えながら、自分の立ち位置含めてもっと丁寧に出していくべきだと思う。  -離島でどんな振興策が必要なのか。どう取り組んでいくか。  県立病院を充実させ、医者、看護師をきちんと配置することが急務。もう一つは教育の格差をなくすこと。極め付きはTPPだ。離島を完全に切り捨てることになる。TPP交渉には反対だ。日台漁業取り決めも離島の人たちに対し、TPPと同じような苦労を押しつけている。経済の破壊につながっている。  -尖閣問題への考えは。  政府が早く中国と交渉をすべきだと思う。もし軍事的な衝突があったら八重山、与那国、宮古、多良間も含めて沖縄の離島が被害を受ける。この問題はきちんと交渉のテーブルをつくること。双方が外交ルートで平和的解決をしていくことがアジアの発展にもつながる。むしろ、日本が率先してその交渉をやってほしい。  -与那国島への自衛隊配備について。  自衛隊配備は誘致派と反対派がいることも事実。過疎化の中にあって、なんとか経済効果を生み出したいとか、人口を増やしたいのであれば、もっと早めに島の活性化や人口定着について国も県も考えていくべきだ。防衛省に対しても、自衛隊配備の再考を促したい。軍隊は住民を守らないというのが太平洋戦争での県民の受け止め方だし、この件はきちんと地域の支援策をやっていくべきだと思う。  -3期目の国会活動が始まる。八重山の有権者へ。  離島が活性化しなければ、県全体の活性化にはつながらない。農家をしっかり守りたい。国会の中には離島議員の連盟もあり、私も参加している。オールジャパンできちんと離島のことをやっていきたい。格差や航空運賃の低減も含めて超党派の議連で具体的に支援していきたい。

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