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【参院選】糸数氏が3期目当選 安里氏に33,028票差

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カチャーシーで再選喜ぶ

 【那覇】参院選は21日、投開票が行われた。沖縄選挙区(改選数1)は、社大党委員長で現職の糸数慶子氏(65)=生活、共産、社民、みどり推薦=が29万4420票を獲得して再選を果たした。糸数氏に次いで得票数が多かった自民公認で新人の安里政晃氏(45)=公明推薦=の26万1392票に3万3028票差をつけ、昨年12月の衆院選で沖縄を含め全国的に広がった「自民回帰」の流れを押し返した。

 今回の参院選で、県内は、米軍普天間基地の移設問題、戦争放棄を掲げた憲法9条と憲法改正の発議要件を定めた96条への考え方、TPP(環太平洋連携協定)などに対する姿勢に関心が集まった。  投票率は53・43%で、参院補選を除き過去最低だった前回参院選(2010年)の52・44%より0・99ポイント上回った。  糸数氏は、今回の参院選に向けて4月末に出馬を表明し、推薦を受けた政党らによる支持母体も設立。八重山の後援会事務所は5月に設置し、元社大党県議の上間毅氏を支部長に、八重山地区選対本部長には社民・護憲県議の高嶺善伸氏を据えて選挙戦を展開した。  争点となった憲法改正に対しては、9条と96条の改正に反対の立場を明確にし、県内で関心が高い米軍普天間基地の移設問題には、基地の即時閉鎖と撤去を求めた。TPPについては、県内の農畜産業や医療への影響を強く懸念し、反対の姿勢を示した。  八重山に関しては、与那国の自衛隊配備を認めない立場。尖閣諸島問題は、日中両国により平和解決を図るよう訴えている。出馬表明の際には、中学校公民教科書問題にも触れ、竹富町で使用されている教科書の無償化を求めていく考えを示した。  糸数氏と安里氏を含む4氏が立候補した沖縄選挙区は、他にも幸福実現党公認で新人の金城竜郎氏(49)が9462票、無所属で新人の新島メリー氏(67)が1万505票をそれぞれ獲得した。  【プロフィル】  糸数慶子(いとかず・けいこ)。1947年10月11日生まれ。読谷村出身。読谷高卒。92年から県議会議員を3期務めた。2004年に参院選で初当選。06年に県知事選へ出馬するも落選。07年に参院選2期目当選。

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