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文科大臣から指定書 石垣島東海岸の津波石群

観光振興に期待も

 今年3月27日に国の天然記念物に指定された「石垣島東海岸の津波石群」に対する指定書の伝達式が27日午前、石垣市教育委員会であり、指定された四つの津波石の管理者や土地所有者に玉津博克市教育長が文部科学大臣からの指定書を手渡した。  津波石群は、大浜の崎原公園にある「津波大石(つなみうふいし)」、大浜の畑地のある「高こるせ石」、伊野田に畑地にある「あまたりや潮荒(すうあれ)」、平久保半島安良の浜辺にある「安良大かね(やすらうふかね)」の四つ。いずれも歴史的な裏付けや科学的な検証から津波に由来することが実証されている。  このほか、伊原間の「バリ石」も追加指定に向け、国の文化財審議会が文科大臣に答申している。  指定書の交付式では、市教委の担当職員が国の天然記念物指定に至るまでの経過を報告したあと、玉津教育長が津波大石を管理してきた大浜公民館の前津英次館長、高こるせ石の土地所有者の當山榮三氏(代理・孫の平井香織氏)と金城幸氏(共に大浜)、あまたりや潮荒の仲村哲雄さん(伊野田)らに指定書を伝達した。  玉津教育長は「津波石群は国が直接天然記念物に指定するというウルトラCで指定された。これを機会にしっかり保存してもらいたい。教育委員会では看板設置を含めて周辺を整備し、観光面でも活用していきたい」とあいさつした。  最大の津波大石を管理する大浜公民館の前津館長は「小さな集落に国の天然記念物があり、驚いている。周辺にオヤケアカハチの碑や像もあり、津波石と合わせて地域をPRできれば」と観光面への効果に期待した。

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