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海面埋める白い花 ウミショウブ大量開花

 夏の大潮の干潮時に合わせて開花する海草の一種、ウミショウブ(トチカガミ科)が24日、石垣市野底の多良間海岸で開花し、のそこ幼稚園の園児と野底小学校の児童らが観察会を行った。例年より大量の開花とあって、園児や児童たちは「きれい」と海面いっぱいに広がる白い花に歓声を上げていた。  国内では石垣島と西表島周辺の海岸に生息するウミショウブは、雌花は根元付近にあるため、干潮時にしか顔を出さず、雄花はそれに合わして開花する。数ミリほどの雌花と雄花は海面に浮きながら、ゆらゆらと波の動きに任せて受粉する。  毎年行われている観察会は、エコツアーふくみみ代表の大堀健司さんが講師を務め、児童たちにウミショウブについて分かりやすく説明した。  海面に浮かぶウミショウブに子どもたちは「すごい。いっぱいある」と手のひらいっぱいに白い花を集めて喜んでいた。野底小5年の志田地球(まある)君は「去年以上に見られた」と笑顔をみせ、柳澤福見さん(同)も「雄花が出るところを初めて見た。来年もきれいな花を見たい」と話した。  大堀さんは「今年は例年になく大量に咲いた。年に一日だけしか咲かない。もしかしたら、次の満月で少し見られるかもしれないが、きょうのようにたくさんは咲かないと思います」と話した。

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