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先週の「不連続線」でカピバラの行方に

 先週の「不連続線」でカピバラの行方について書いたが、去る27日夜、新川川で市民が目撃。市消防本部職員を動員し、カピバラの大捕物に発展した▼惜しくも取り逃がしたが、カピバラがしっかり新川川で定着していることが分かった。しかも、今年3月中旬に最初に見つかった時よりも丸まると太り、大きくなっているように見えた▼カピバラの主な生息地は、南アメリカ東部アマゾン川流域を中心とした温暖な水辺。新川川の状況を見てみると、この暖かさに加え、適度な陸地、水、そして食料となる豊富な草がある。しかも、外敵はいない。カピバラにとっては、まさに故郷以上の「天国」のような場所だろう▼しかし、夜間の捕物を見ていて分かったのが、カピバラは想像していたよりも動きが速いということ。追われて逃げる様はまさに子牛が跳ねて走るよう▼消防は、夜間の作業で視界や足場も悪く、網で取り囲もうとして取り逃がしたが、捕獲するには大人数で川を両方から取り囲み、抑えるしか方法はないだろう。その際に、カピバラの大きさと動きの速さはやっかいだ▼ともあれ、カピバラが新川川で定着している可能性が高まった。外来生物として生態系への影響が心配されるところだが、目撃情報が増えれば、隠れた人気者へと発展する可能性も。(下野宏一)

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