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台湾漁具が接触、あわや被害 波照間南EEZ内

操業のトラブル懸念
 波照間島南方の日本の排他的経済水域(EEZ)内で15日午後、八重山漁協所属イカ釣り漁船の漁具が、台湾のマグロはえ縄漁船の漁具と接触するトラブルがあったことが分かった。台湾漁船をめぐっては14日、波照間東側で拿捕(だほ)される事案が発生したばかり。今後、南方海域での操業トラブルが懸念されそうだ。  現場海域は波照間島南約60キロの海域。この漁業者(44)によると、セーイカ漁に使う旗流しと呼ばれる漁具の端の部分が、台湾漁船のはえ縄と接触。台湾漁船が、はえ縄の一部を引き上げるなどして交錯するのを避けたという。  旗流し漁は、水深500メートル先に疑似餌をつけた仕掛けを11~12キロにわたって流す漁法。南東の方角に入れた後、旗を見回っていた所、台湾漁船が南側ではえ縄を東西に入れているのに気づいた。表層に仕掛けるはえ縄は潮に流されやすく、その後、北上する形で近づいてきたという。  漁業者によると、この台湾漁船は前日の14日にも目撃。はえ縄が迫ってきたため、台湾漁船に至近距離まで行き、身ぶり手ぶりでやりとりして対応したという。この漁船を含め、15日までの2日間、3隻の台湾漁船を発見、水産庁にも通報し、取締船に対応してもらった。  漁業者は「目撃したのは氷山の一角ではないか。北の海域を譲ったので、南も大丈夫と思っているのではないか」と話し、「このままでは操業ができなくなる。南側海域に一歩でも入ったら拿捕してほしい。僕らの海がこんな状態でよいのか」と取り締まりの強化を訴えた。
  • タグ: 台湾漁業
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