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イリオモテヤマネコ保護個体が順調に回復 環境省が放獣公表

近く野生復帰へ
 【西表】4月に西表島船浮集落で衰弱していたところを保護されたイリオモテヤマネコ1頭は14日までに順調に回復しており、環境省西表自然保護官事務所(福田真自然保護官)は近く野生復帰に向けて、放獣することを公表した。  このヤマネコは4月11日午後1時ごろ、船浮地区の住民が集落内の公園内にある植え込みで動けなくなっているところを発見。通報を受けた西表野生生物保護センターの職員が保護した。  成獣の若い雄でやせて衰弱し、感染症による重度の皮膚疾患にかかっていた。同センターで栄養補給と皮膚疾患の治療を続け、14日までに獣医師と専門家が確認し、野生復帰が可能と判断できる状況になっているという。  同事務所によると、ヤマネコの保護は過去10年間で5件あったが、野生復帰できたのは2例のみ。2010年には衰弱・交通事故と考えられる生存個体が3例あったが、いずれも死亡している。  ヤマネコは2~4月に繁殖期、4~6月は子育て時期に当たり、交通事故が多くなるため、同センターでは運転者に注意を呼びかけるとともに、情報の提供を呼びかけている。連絡は同センター(85-5581)。
  • タグ: イリオモテヤマネコ天然記念物西表島
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