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海保石垣航空基地が移転 新空港に隣接

3月7日に業務開始
初の機体洗浄装置を整備
 【那覇】新石垣空港に隣接して移転する第十一管区海上保安本部石垣航空基地(藤井伸弘基地長)は、空港開港日の3月7日から業務を開始する。県の要請を受け実施している急患輸送業務は、開港後も現空港にあるヘリポートを利用して行っていく。新石垣航空基地は、全国14カ所ある航空基地の中でも初めて機体洗浄装置を備え、業務の効率化などを図っている。22日午後に那覇市の同本部で行われた定例記者会見で発表した。  新石垣航空基地は庁舎と航空機の格納庫を一体にした構造。庁舎は3階建て、格納庫は平屋建てで、回転翼機と固定翼機4機を一カ所に格納する。合計面積は3018平方メートルで、現在の基地1876平方メートルから約1.6倍になる。59人いる職員の増減はない。  設備は、航空機の塩害対策として機体洗浄装置を新設。現在は民間のタンクローリーを介して行っている給油も航空燃料を保管する地下タンクを備えて作業の効率化を図る。  他にも太陽光発電ソーラーパネルを新設し、出力を向上させた非常用発電機も設置。建物や設備、エプロン、誘導路の整備を含む総事業費は約13億円。  3月7日以降の急患輸送業務は、新基地でヘリを発進させ、患者収容後に現空港のヘリポートで市消防本部に引き継ぐ形で実施。今後、市と県で本格化すると思われる八重山病院の移転新築の議論に合わせて対応していく方針だ。  同本部の小林正幸情報管理官は「施設全体が新しくなるので、その能力も向上している。庁舎と格納庫は隣接し、行き来が便利になる。初めて導入した機体洗浄装置も従来は職員がホースで行っていた作業が効率的になる。燃料タンクも設置され、24時間いつでも必要な時に燃料の搭載が可能になった」と話した。  また、開港後の3月15日は、基地の竣工(しゅんこう)披露式も予定している。
  • タグ: 新石垣空港海上保安庁
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