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来年度中に管理計画策定へ 野営場取り扱いで意見

罰則適用を求める声も
 林野庁九州森林管理局(平之山俊作局長)は12日午後、石垣市内のホテルで第2回西表島森林生態系保護地域保全管理委員会(座長・芝正己琉球大学教授、委員8人)を開催した。「森林生態系保護地域」は世界自然遺産登録に向けた国内の法的な保護担保措置のひとつ。同委員会では西表島国有林の森林生態系保護地域保全管理計画策定に向けて、野営場の取り扱いや歩道の明確化について意見を交わした。  島内の森林生態系保護地域は1991年に設定され、2012年度に大幅に拡大。島内の中心部分を保存地区、周辺部分を保全利用地区として設定し、今後の管理・利用について検討している。  委員会で平之山局長は「世界自然遺産に向け、森林生態系保護地域は国内の保護担保措置の重要なものと位置づけている。世界自然遺産の先行地域は森林生態系が中核、西表についてもそういう位置づけができるように議論してほしい」とあいさつ。  委員からは「大富口地点」と「浦内川地点」の2カ所、設定されているテント設営カ所について意見が交わされ、保存地区内でテントを設営できないことで強硬な日程となり、事故が発生することを懸念する意見や緊急避難時に保存地区内でテントを設営する場所の明確化を求める意見などがあがった。  また、西表島カヌー組合からは罰則適用の強化を求める意見もあり、平之山局長は「国有林野に入る場合には原則、入林許可を得なければならない。重要な部分については遠からず、自然公園法のペナルティーも出てくると思う。できるだけ利用している人々の声を反映しながら、妥協点、決着点を見いだすべきだと考えている」と述べ、理解を求めた。  九州森林管理局では今後、保全管理に関する具体的な課題をとりまとめ、今夏にも第3回保全管理委員会を開催、来年1月には管理計画をまとめたい考え。
  • タグ: 世界自然遺産西表島
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