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市長選、水面下で始動 中山市長は2期目に意欲

革新側、対抗馬模索
 来春の石垣市長選は、現職の中山義隆氏の任期が今年で最終年を迎えることから水面下の動きが活発化してきた。中山氏は支持団体に出馬の意向を伝えており、2期目に強い意欲を示しているが、自民党石垣市支部幹事長の仲間均市議が11日夜、同支部新春旗開きの席で「人選は白紙」と公言、仲間氏が3月から始めるとしている人選作業は曲折が避けられない見通しだ。一方、革新側には「バリバリの革新系では戦えない」として保守層からも支持が得られる人物を模索する動きがある。  与党内には、これまでの中山市長の行政手法を疑問視する議員がおり、代表格の仲間氏は「議員をないがしろにして突っ走っている」と指摘。公約についてもゴルフ場建設、給食費無料化、市長の多選自粛条例を挙げ、「守られていない」と手厳しい。これに分裂選挙を戦った県議選のしこりが加わり、与党内は一枚岩ではない。  中山氏は昨年12月、支持団体の八重山維新の会に続投したい意志を伝え、維新の会も前回の市長選に続き支持することを確認。維新会の会の代表が後援会組織の立ち上げに与党議員の協力を求めてアプローチしているが、中山氏の手法に不満をもつ議員から「議員に相談するのが先ではないか」と反発を招く結果になった。  新春旗開きで砂川利勝支部長(県議)は市長選に一言も触れなかった。これについて仲間氏は「支部長は人選に口出ししないということ。幹事長に任せたということだ」と解釈している。  仲間氏の白紙発言をめぐり、支持者の1人は「簡単にはいかないよという意味ではないか。最初から全員が市長を推すということにはならず、与党内の調整が必要だということだろう。緊張感をもたせるには良いことだ」と受け止めている。  一方、前回の市長選以降、苦戦が続く革新側。人選作業はまだ始まっておらず、議員個人で模索している段階というが、議員の1人は「人材がいない」と嘆く。市議の数は21人(定数22)のうち革新系の野党議員はわずか6人。与党に属していない保守系3人を加えてようやく半数近くになる。この議員は「保守層も取り込める人物でないと勝てない」と話している。
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