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グリーンイグアナ、捕獲方法確立へ 環境省

1月下旬から本格実施
生息数、推定100匹超
 野生化したグリーンイグアナが明石地区など石垣島内で相次いで捕獲されたり、目撃されたりしていることを受け、環境省那覇自然環境事務所石垣自然保護官事務所は、今月下旬から本格的な捕獲作業に向けた取り組みを始める予定だ。新たに網やわななどを使って捕獲を試みる事業を3月までに行い、効果的な捕獲方法を確立する考え。将来的には根絶を目指すとしている。  グリーンイグアナは飼養禁止の規制対象ではないが、環境省は「生態系に悪影響を及ぼす可能性も考えられる」として要注意外来生物に指定、飼い主に野外に逃がさないよう適切な管理を求めている。  ただ、寿命が10|15年と長く、最大全長が180センチにも達することから、飼養は容易ではないという。石垣島で野生化しているイグアナは、ペットとして飼われていたものが逃げたか、捨てられたかして野生化したものとみられ、同事務所によると、1995年ごろから目撃情報がある。  2年前の生息調査などから、同事務所は島内に100匹超が生息していると推定。特に明石地区で多く目撃され、11年度には14匹を捕獲した。昨年は明石小学校内で卵や幼体も見つかった。ほかに川平、家畜市場、新川などでも確認されている。  同事務所のイグアナ防除事業は明石地区の海岸沿いで実施。高所作業車を使って、木の上など日の当たる場所で体温を上昇させている個体を発見・捕獲するという従来のやり方に加え、長さ約2・5キロの網を海岸線に設置し、箱形の踏み板式わな10台も仕掛ける。イグアナ専用のわながないため、中型哺乳(ほにゅう)類用に餌を入れて使用する。  同事務所の本田師久自然保護官は「まずは捕獲効率を上げる方法を模索し、将来的には根絶を図りたい」と話している。  【グリーンイグアナ】中南米が原産のトカゲ類。国内では石垣島、国外ではフロリダ半島やハワイに定着している。花や果実、植物を好んで食べる。幼体は昆虫なども餌にする。

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